Interview #01

Marketing Director

冨田 真夢美

Mayumi Tomita

成長の原動力は「飛び込む勇気」と「負けず嫌い」。

Jforwardに入社する以前は、ニューヨークにあるテレビ会社でリサーチャーとして働いていましたが、昔から海外で仕事をしたいと考えていたわけではありませんでした。

最初に海外に興味をもったのは、高校2年生の時です。幼少期の頃フラダンスを習っており、お婆ちゃんをハワイに連れていくという約束をしました。その約束を果たすために、ハワイに行こうと思い立ち、語学留学に参加したことがきっかけです。当時、英語なんて大嫌いで成績も悪かったので、周囲も驚いていました(笑)。半年ぐらいの語学留学プログラムだったのですが、とても楽しく、自分らしくいられる環境に魅力を感じ、留学を2年間に延ばしてアメリカでの大学進学を決意しました。

その後、一度日本に帰国し、日本にいながらアメリカの単位を取得できる大学に1年間通い、ニューヨークの大学に進学しました。あえて日本人が少ない大学に進学したため、友人同士の助け合いも少なく、勉強もあまり得意ではなかったので、授業についていくのは大変で、徹底的に努力しました。

最初は政治学を専攻していたのですが、アメリカでは大学の学部と就職先が関連していないと就職先が見つけにくいこともあり、インターナショナルビジネスに専攻を変更し、その後、マーケティングを学ぶため、アメリカ国内でも屈指のビジネススクールであるニューヨーク市立大学バルーク校に編入しました。

マーケティングを学びたいと思ったきっかけは、当時韓国製品や中国製品のシェア成長が著しく、同じように良いものづくりをしている日本製品との差は、発信力やマーケティングだと感じていたからです。

大学での授業はディスカッションがメインのため、臆せず発言する姿勢も重要で、とにかく毎回自分の意見や考えを伝えることを意識しました。

自分に負けたくないという一心で、毎日勉強に追われていましたが、これまでの経験から、「人の3倍は努力しないと成果は出ない」という意識が身についていたので、結果を出すために頑張れたことは、良い経験になったと思います。

私は負けず嫌いな性格で、選択肢がある時は、より困難な方を選びたがってしまうところがありますが、振り返るとそういう経験が自分を成長させてくれていたなと感じます。

子どもの頃は、海外で働くなんて全く考えていませんでしたが、難しいと思うことにも挑戦してきたことで、今の仕事にも出会えたため、頑張ってきて良かったなと思います。

やりたいことは自分で決める。自分主体で働ける会社。

Jforwardを知ったきっかけは、大学のクラブ活動の一環でJAPAN Fesのボランティアに参加したことでした。

当時はJAPAN Fesが始まったばかりだったので、レギュレーションやマニュアルもなく、1から自分たちで考えて実行しなければなりませんでした。

学生の意見なので、「ダメ出しされるかもな」とか「もっと考えてこいとか言われるかな」など、不安に思う気持ちもありましたが、代表のDragonさんは意見を全く否定せず、「やってみなよ」と本当に自由にやらせてくれて驚きました。私たちを信じてくれて、イベントの大事な部分を任せていただいた経験は、今でも自分の糧になっています。

その後、転職を考えていたタイミングでJforwardが人を募集しているのを知り、ご縁があって入社しました。

現在は、Jforwardの全プロジェクトのマーケティングプランを考案し、デザイン、キャプション、インフルエンサーマーケティングをチームで遂行しています。また、JAPAN Fes当日のオペレーション、ボランティアのコーディネートなど、プロジェクトを遂行するのに必要な実務管理も担当しています。

他にも、レストランのマネジメント業務も任せていただいており、売上計画から、出店イベントの決定、採用、業務の標準化などを行なっています。倉庫の荷物管理などロジスティクス部分なども請け負っており、イベント時にはプロジェクトが円滑に遂行できるように心掛けています。

たくさんの仕事を任せていただいていますが、どれも指示された仕事ではありません。Jforwardでは「どうしたい?」と聞かれることが多く、みんなの主体性や意思をリスペクトし合っている雰囲気を感じます。いいアイディアはどんどん挑戦していこうというマインドのスタッフが多いので、どんな意見にも耳を傾けてくれて、サポートしあえる環境に日々感謝しています。

また、Jforwardは「みんなちがってみんないい」が浸透しており、人の強みを生かす会社なので、私自身も部下やインターン生と仕事をする時は、「この方の強みは何か」「どんな仕事が合っているか」なども考慮して仕事を任せるように意識しています。

自分主体な環境ですが、みんな常にチームを優先に考え、お互いに得意・不得意な部分をカバーし合って成果を出そうと意識しているため、本当の意味での信頼関係で成り立っているなと感じます。

代表のDragonさんの人柄も相まって、素敵な人が集まってくる自慢の会社です!

日本人は、もっと世界で活躍できる。

私は、文化や人、歴史を含めて、日本はとても素晴らしい国だと思っていますが、だからこそ、日本人にはもっと世界に出てほしいと考えています。

Jforwardは、フルリモートワークのため、世界中の人と一緒に働ける環境です。実際に、アメリカや日本以外に、パキスタンやインド在住の方もスタッフにいますが、皆さんとても優秀で、日本人の競争力が弱まっていることも同時に感じています。

これは、あくまでも個人的な考えですが、いつか日本もテクノロジーの進化で言語の壁が突破され、パキスタンやインド人が入ってきた時に沢山の仕事がなくなっていくと考えています。これはアメリカで既に起きていることで、日本でも今後そうなった時に、自分たちに何ができるか、どんなサポートができるか、最近はそのような視点でビジネスを考えています。

Jforwardのミッションである「MOVE JAPAN FORWARD」には、日本人はもっと活躍できる、もっと世界で高い価値を発揮できる、という私たちの想いが込められています。

そのためのサポートとして、もっと日本人が海外に出やすくするために、日本のコミュニティを創造していきたいと思っています。海外に出ても仕事の不安がないよう、日本企業をアメリカに招待し、たくさんの方に知ってもらうことはもちろん、アメリカ人にも認知を広げるために、イベント集客を拡大していくことも、その1つの手段だと考えています。

インターンに参加してくれる日本の学生のみなさんにも、自分の意思や情熱を持つことの重要性や、自分の意見に間違いはなく、発信することの大切さを伝えていくつもりです。

仕事を通じて、これから出会うみなさんと一緒に成長していけたら嬉しいです。


冨田 真夢美 Mayumi Tomita
Marketing Director

ハワイへの語学留学を経て、ニューヨーク市立大学バルーク校に編入し、マーケティングを専攻。2016年JAPAN Clubのdirector of PRに就任、Club活動の一環としてJAPAN Fesにボランティアで参加。2017年卒業後プロモーション会社のインターンシップや、テレビ会社のリサーチャーを経験し、Jforward Inc入社。JAPAN Fesのマーケティング担当として、1万人規模のイベントに成長させる。