JAPAN Fes

1. 「主催者」とは、当該地域で本イベントを主催・運営する者をいう（甲が主催者となる場合を含む）。

2. 「ガイドライン」とは、主催者が別途定め、随時改定し得る運営・安全・保健衛生・設営・撤収・決済・販売・広告宣伝・広報・撮影等に関する指針・注意事項・仕様をいう。

3. 「イベント期間」とは、当該イベントについて主催者が指定する準備開始時点から撤収完了時点まで、並びに当該イベントに紐づく主催者公式オンライン導線における表示期間を含むものとする。

1. 本規約は、主催者が実施する全ての本イベントに適用する。

2. 文書の優先順位は、個別合意（書面/電子）＞本規約＞ガイドライン＞現場指示とする。ただし、人身・設備の安全確保のための緊急指示は最優先とする。

3. 主催者は、現場安全・公序良俗維持のため、乙への事前通知なく指示を行い得る。乙はこれに無条件で従う。

4. 機密保持・目的外利用の禁止

   1. 機密情報：甲乙が相手に開示する、技術・営業・価格・顧客・運営資料・データ等の一切（書面・口頭・電子）。機密表示の有無を問わず、性質上機密のものを含む。

   2. 目的限定：受領当事者は、機密情報を本イベントの申込・準備・実施・精算・事後対応の目的にのみ使用し、目的外に使用しない。

   3. 不開示：第三者への開示・漏えいをしない。自社内の役員・従業員・委託先・専門家のうち必要最小限に限り共有可。同等の守秘義務を課し、履行に責任を負う。

   4. 例外：①公知、②正当保有、③適法に第三者から入手、④独自開発（立証責任は受領側）は機密に該当しない。

   5. 法令開示：法令・公的要請で開示が必要な場合は最小限とし、可能な限り事前に速やかに通知する。

   6. 権利不移転：機密情報の権利は開示側に留保される。黙示のライセンスは付与しない。

   7. 違反時：差止・是正等を請求でき、受領側は一切の損害（合理的弁護士費用含む）を賠償する。漏洩等を知ったときは48時間以内に報告し、拡大防止に協力する。

   8. 整合：本条は第6条（ガイドライン）に基づく運営・安全・法令対応、主催者の撮影・広報利用を妨げない。これらは本目的に含まれる。

1. 乙は、開催国・地域の適用法令・行政指導（保健衛生、食品、消防、税務、労務、消費者保護、個人情報、知的財産、輸出入・関税、計量表示、安全基準等）に従い、必要な許認可・届出・登録・保険加入を自己の費用と責任で行う。

2. 主催者は、乙に対し、許認可・保険・資格・検査結果・産地証明・成分/アレルゲン表示・ラベル・価格掲示・雇用/労務書類等の提出・提示をいつでも求めることができ、乙は速やかに応じる。

3. 乙の違反が疑われる場合、主催者は乙の出品差止・営業停止・退場等を命じ、または精算保留・没収・相殺（第12条）を行い得る。

4. 主催者または甲は、開催地で要求される一部の許可・登録・ライセンス（道路占用・営業・食品衛生・宣伝等。以下「ライセンス」）を包括的または部分的に取得/手配することがある。

   1. 乙は、ライセンスに付随する条件・制限・遵守事項（販売時間、提供方法、火気・音量・酒類可否、掲示義務等）に従う。

   2. 責任の帰属：ライセンスの責任は原則として甲（または主催者）に帰属する。ただし、乙の行為または不作為に起因して、行政指導・罰金・科料・営業停止・許可取消、または第三者からの請求・和解金、その他費用が発生した場合、甲（または主催者）は被害総額（直接・間接損害、合理的弁護士費用、調査費、対応人件費、信用毀損に伴う追加費用を含む）を乙に請求でき、乙は支払う。

   3. 甲（または主催者）は、前項損害の立証につき合理的資料の提示をもって足りるものとし、乙は異議を述べない。甲（または主催者）は、第12条に基づき相殺・精算保留・デポジット充当を行うことができる。

   4. 乙は、必要に応じ個別許可（例：酒類販売免許、保健当局の個別許可、火気使用個別許可、輸入・通関・税関手続等）を、自己の責任と費用で取得し、本規約およびガイドラインに適合させる。

1. 乙は主催者所定の方法で申込む。主催者は自由裁量で承認・不承認を決定し、理由を開示しない。

2. 参加は、主催者が定める参加料金・デポジット等の受領確認をもって確定する。支払遅延・不払・不備がある場合、主催者は遡って取り消しできる。

3. 主催者は、乙の信用状況・反社会的勢力該当性・ガイドライン適合性等を理由に、参加確定後であっても一方的に参加停止・解除できる。

1. 主催者は、会場事情・安全・動線・来場者状況・天候その他の事情により、乙のブース位置・面積・レイアウト・共有設備等を変更できる。

2. 乙は、設営・撤収・物品管理・防犯・防災・清掃・廃棄・騒音・臭気・排水・火気・発電機・動力・搬入出・車両動線・危険物・近隣配慮等、ガイドライン・現場指示に従う。

3. 乙は、会場・近隣・他出店者・来場者に損害・迷惑を与えない態様で運営し、混雑・事故・クレーム発生時は直ちに主催者指示に従う。

4. テント・机・椅子・電源・給排水等の提供有無・仕様・数量・設営/撤収時間は主催者が定める。遅延・不足・不具合が生じても、主催者は補償義務を負わない。

1. 主催者は各都市に応じた「JAPAN Fes Gudiline」（以下「ガイドライン」）を定め、Webに掲載する。

2. 乙は申込み又は参加（準備・設営・販売・撤収を含む）により、最新版のガイドライン、または主催者が指定する適用版に同意したものとみなされる。

3. 主催者は安全・動線・天候・行政要請等を理由に、乙のブース位置・面積・レイアウト・搬入出時間等を随時変更でき、乙は無条件で従う。

4. 乙はガイドライン及び現場指示に従い、違反又はその疑いがある場合、主催者は即時の是正・一時停止・出品差止・退場等を命じ得る。

5. 主催者はガイドラインを随時改定できる。ただし乙が申込み時のガイドラインに従う。食品衛生・消防・税務・許認可等の地域特有要件について、主催者は個別の都市ごとにガイドラインに記載し、乙はこれに従う。

6. 主催者は、ガイドライン遵守状況を確認するため、乙のブース・バックヤード・保管場所等について立入確認・書類提出要求・是正指示を行い得る。乙は直ちに協力する。

7. 主催者が撮影した写真とビデオに関する著作権は主催者が保持し、主催者が販売する商品の販促に使用される可能性があることを乙は了承します。

8. 主催者が管理・運営するWeb掲載およびSNS上の写真、動画、文字その他の情報に関する著作権、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の一切の知的財産権は、甲又は甲が指定する第三者に帰属するものとします。

1. 乙は、主催者が指定する金額・メニュー・提供条件に従う。

2. コンテスト順位は主催者が定めるルールに基づき決定し、原則非公開とする。

3. 不正が発覚した場合、乙の順位は取り消しとする。開始時刻は会場都合等で変更される。

1. 乙の都合によるキャンセルは、主催者がガイドラインに定めるキャンセルポリシーに従う。

2. 送金手数料・為替差損は乙の負担とする。

1. 乙は、法令・本規約・ガイドライン等に違反する行為、主催者の運営を妨げる行為、虚偽表示、犯罪に結びつく行為、主催者が不適切と判断する行為を行ってはならない。

2. 主催者は、乙が前項に違反すると判断した場合、本規約を解除し、乙の参加中止・退場を要請できる。

3. 乙は、自己または関係者の行為により主催者・会場・他出店者・来場者その他に生じた一切の損害（合理的弁護士費用を含む）を賠償する。

4. 乙は、第三者との紛争を自己の責任と費用で解決する。主催者は関与義務を負わないが、必要と認めるときには関与できる。

1. 主催者は、入出国・航空券・宿泊・移動・病気・怪我・盗難・紛失・天候・行政判断・来場者数/売上未達・設備故障・停電断水等、主催者の合理的管理外の事由による損害について責任を負わない。

主催者が貸与する備品・機材等の管理責任は乙にあり、天候不良等を含め乙の責任で対応する。

1. 乙は、反社会的勢力と現在・将来にわたり一切関与しないことを表明・保証する。

2. 違反・疑義がある場合、主催者は催告なく参加承認の取消・契約解除・退場・精算保留・没収等を行える。

1. 参加料金・追加備品費・電源/水道費・清掃/廃棄費・保険・手数料・税・通貨・支払期日・方法は主催者が定める。

2. 請求の支払期日：主催者が発行する請求書に基づく金銭は、請求日から10営業日以内に乙が支払う。

3. 乙の支払遅延時、主催者は年14.6%（または法定上限）の遅延損害金を請求できる。

4. 主催者は、乙にデポジットの差入れを求め、違反・損害・未払がある場合にこれを充当できる。

5. 主催者は、乙に対する債務と、乙の債務・損害賠償・違約金・費用等を何時でも相殺できる。

6. 苦情・事故・違反・権利侵害の申出等がある場合、主催者は最長180日間を目安に当該金銭の支払保留ができる。

1. 天災地変・感染症・戦争・テロ・ストライキ・行政処分・停電断水・設備故障・交通遮断・極端気象・重大事故その他不可抗力により、主催者は開催方法の変更・短縮・延期・中止・無観客化・会場変更・販売方法変更等の措置を取れる。

2. 前項措置による来場者数/売上減少・費用増等について、主催者は責任を負わない。返金・振替等の取扱いは主催者が別途定める。

1. 法令・本規約・ガイドライン・現場指示に反する行為、危険物の無許可持込、虚偽表示、誇大広告、知財侵害、差別的・攻撃的表現、迷惑行為、会場・設備の毀損、チケット・クーポンの転売、主催者の名誉・信用を害する行為等を禁止する。

2. 乙は、主催者の書面承諾なく、地面貼付・ビス止め・電源分岐・給排水改造・煙/臭気強度の増加等を行ってはならない。

1. 乙は、乙または乙の役員・従業員・委託先・来訪者に起因して主催者・会場・他出店者・来場者等に生じた一切の損害・費用（合理的弁護士費用を含む）を賠償する。

2. 主催者が第三者から請求を受けた場合、主催者は乙に求償できる。主催者は自己の裁量で和解・応訴・保全措置等を行い得る。

1. 主催者は、本イベントにおける来場者数・売上・天候・報道露出・SNS効果等につき、明示黙示を問わずいかなる保証もしない。

2. 会場設備・レンタル物品の瑕疵・遅延・不足等について、主催者は結果責任・補修義務を負わない。

1. 乙について、(1)法令違反・重大な本規約違反、(2)支払停止・破産等、(3)反社会的勢力関与、(4)虚偽申告、(5)重大事故・クレーム、(6)安全・衛生上の著しい問題が認められる場合、主催者は催告なく参加承認の取消・参加停止・退場・契約解除ができる。

2. 前項の場合、乙は支払済金の返金を請求できない。主催者は損害賠償を別途請求し得る。

1. 主催者は、運営・警備・清掃・決済・撮影・広告等を第三者に再委託できる。

2. 乙は、主催者の書面承諾なく、本規約上の地位・権利義務を譲渡・担保提供・転貸してはならない。

1. 主催者から乙への通知は、申込時情報に基づくメール・メッセージ・管理画面掲示・Web掲載等の方法で行うことができ、送信時に到達したものとみなす。乙は連絡先変更を遅滞なく届け出る。

2. 重要通知は、主催者所定の方法で行うとき、その掲示・送達の時点で効力を生ずる。

1. 主催者は、本規約を修正することができる。

2. 変更は、Web掲載または通知時に効力を生じ、乙が申込み又は参加を継続した場合、乙は当該変更に同意したものとみなされる。

1. 本規約はニューヨーク州法を準拠法とする。

2. 本規約・イベントに関する一切の紛争は、ニューヨーク州裁判所を第一審の専属的合意管轄とする。

3. ただし、開催地における強行法規に抵触する部分については、当該範囲でこれを優先し、残余は有効に存続する。

1. 規約のいずれかが無効・違法・執行不能と判断されても、残余は存続する。

2. 第5条、第6条、第7条〜第12条、第13条、第15条、第16条、第17条第2項、第18条〜第21条は、イベント終了後も存続する。

3. 見出しは便宜上のもので、解釈に影響しない。疑義が生じた場合、主催者の解釈を優先する。